涙
彼女はいつも強くて弱音なんてはいた事ないって思ってた―――――
―涙―前編
キーンコーン・・・
今日の授業も全部終わって後は部活だ。
早くサッカーがしたい僕は急いでカバンに教科書を詰め込む。
「」
さっきの授業をしていた教師が彼女の名前を呼んだ。
彼女はいつものように静かにハッキリと返事をした。
その姿がとても綺麗で少し・・・見惚れてしまった。
彼女の名前は 。うちのクラスの委員長。成績優秀で美人。
可愛い系とか美人系っているけど誰が見ても彼女は美人の方に入ると思う。
嫌な事は嫌ってハッキリ言うサッパリした性格だから男からも女からも人気がある。
いつも楽しそうで、いつも笑顔で、悩みなんてあるのかな?なんて考えてた。
「・・・ぇ。ねぇっ」
「え?」
声が聞こえて顔を上げると、そこにはさっきまで僕が見ていた。
呼ばれてるのに気がつかなかった・・・。
「何?僕に用?」
「椎名ってサッカー部だよね?今日練習ある?」
「あるけど」
・・・なんでそんな事聞くんだろう。
「そう。ありがとっ」
「なんで?」
やっぱり気になったら聞かないとね。
サッカー部に何か用事でもあるのかな?
「ちょっとサッカー部の人に用があんの。後で行くから」
「それって・・・」
「とりあえず女子の視線がイタイからまた後でね。ガンバッテねーっ」
誰なんだよ。一体誰に用があるんだよっ
ってなんで僕はこんな事気にしてるんだ・・・。
その後の僕は全然集中できなかった・・・っ!!
なんでこんなに気になるわけ?
「何かあったのか?翼」
「別に。何もないけど」
「でもなんか調子ヘンやで?」
「うるさいよ」
マサキやサルが心配してくれてるみたいだけど自分でもわかんないんだよね。
なんでこの僕がのことなんか気にしなきゃなんないんだよ。
横ではサルがしつこいし。ほんと・・・
「うるさいな。サルには関係ないだろ。てゆーか何もないって言ってるんだけど?
サルは何かあってほしいわけ?俺の不幸が楽しいの?へぇ〜悪趣味だね。
そんな趣味やめてよね。仮にもサッカー部ならもっとマシな趣味もてよ。
あぁ、でもサルだし無理か。可哀想だよね。なんなら俺が治してあげようか?」
にっこりvv
「遠慮しとくわ・・・」
サルの奴真っ青。ちょっとストレス発散になったよ。
やっぱサルは言いやすいね。
・・・横でマサキに泣きついてるし。サルが悪いんだよ?
「なぁ、つば「柾輝ーーーーーーーーー!!」
マサキが何か言おうとしたら誰かが邪魔した。
この声は・・・さっきまでのイライラの原因のだ。
「。来るの早かったな」
「だって早く見たいんだもんっ」
「へいへい。ちょっと待ってろ、取って来るから」
「わかった」
何。マサキとは知り合いなわけ?
サッカー部の人に用あるってマサキのこと?
この二人どーゆう関係なんだよ。
・・・ってだからなんで俺はこんなに気にしてるんだよっ
わけがわからなくて余計にイライラするっ
「・・・」
イライラするのをなんとか抑えて名前を呼んだ。
「あ、椎名。いたの?」
「何ソレ。さっきからいたよ。見えてなかったの?それともそれは僕が小さいから?
それって失礼だと思わない?好きで小さいわけじゃないんだけど。
てゆーかココどこかわかってる?グランド。今練習してたんだよ。
サッカー部の練習なんだからキャプテンの僕がいるのは当たり前だろ。
いない方がおかしいと思わない?そんなこともわかんないの?」
気がついたら口が勝手に動いてた。
「そーゆう意味じゃないよ。ただ、ちょっと周りが見えてなかったからね。
ゴメン、言い方悪かった」
周りが見えてなかった?あのが?
いつも他人のこと気にしてるが?
いつも人の事を気にかけているのに。
・・・何が彼女をそうさせたんだろう。
「。コレ」
マサキが戻ってきて何かを差し出した。
「っ!ありがとっ」
マサキが持ってきたものを奪い取って裏庭の方へ走っていく。
すごく嬉しそうな顔をして。
くそっ!なんでこんなにイライラするんだ・・・!
「何イライラしてんだよ」
「してないよ」
「・・・か?」
「・・・」
本当、なんで俺はこんなに余裕がないんだろう・・・
いつもならもっと余裕があるハズなのに。
今日あいつ――と話してから変だ・・・。
「ただの従姉だぜ。は」
「は?」
従姉・・・?とマサキが?
「行って来いよ」
なんでかわからないけどの後を追った。
正直マサキとが従姉って聞いて安心した。
安心したら会いたくなった。
会って確かめたいことがあった。
・・・いた。だ。何してるんだろう?上を向いて。
彼女の手にはさっきマサキから取った・・・写真?
「・・・っ!?」
俺は夢でも見てるんだろうか。
目の前で起こっている事から目が離せない。
足が動かない
が――――泣いていたから――――
ただ静かに空を見上げて涙が落ちるのを必死に耐えていた。
だけどとても綺麗で。
そっと目を閉じると頬をつたう涙が綺麗で声が出なかった。
あぁ、そうか俺・・・
俺はの事が――――
俺がを好きなんだと自覚した瞬間だった――――――。
あとがき
翼:何コレ
朔:あぁ!ごめんなさいっ(汗)
翼:・・・なんか僕じゃないよ。しかも何、このオチは。
朔:すいません〜(泣)
翼:なんか乙女モードだよね?(怒)
朔:ぎくっ(汗)・・・えへv
翼:へぇ・・・そーゆう態度とるんだ?(にっこりv)
朔:だって最初は翼さんがよかったんだもんっ!
翼:開き直ったね・・・
朔:それにこれ以上書いたら終わらないよーっ(逃)
翼:まったく・・・。あ、ここまで読んでくれてアリガト。
中途半端でごめんね。管理人未熟で・・・。
もし続きや設定が気になったら管理人に言ってね。
言いまくれば続き書くかもしれないよ?それじゃあまたね。